家族デーゲーム

親孝行の正体を探っていくブログです。

いつまでも手を出してこない男

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嫁の外出により、ひとりの女を手中に収めた。約6時間、その女にずっと寄り添っていた。スガシカオの「気まぐれ」の歌詞にあるように、”やることもなく ただ体いじりあって こんな日がずっと続いてく気がした”。そんな休日であった。

 

あれこれチチくるあいだに彼女の性感帯が分かった。その部分だけをひたすらに弄んだ。そのいたぶりに、彼女はたまらず下半身をモゾモゾ振り続けた。その姿がなんとも愛らしかった。

 

彼女の局部を見た。オムツを替えるため。そして全身を洗うため。「局部が放送禁止になるのは何歳からだろう」。そんな話を以前友人としたことがある。毛が生えたらではないか?。そんな意見も上がったがきっとそうではない。視聴者に不快な思いや性的興奮を与えたらNG。つまり、人により受け取り方が異なるため明確なラインはない。とりあえずそういう答えを用意した。

 

彼女は艶っぽい視線をこちらへ寄越した。まるで、嫁はすでに前の女であり今の女は私でしょ?。そう言わんばかりに。俺は一瞬目を伏せた。しかし残念ながら彼女の期待には応えられそうにない。不倫とか近親相姦とか、そういうものにまったく興味が湧かないから。世の中にはたくさんの異性がいる。それなのにどうして、近親者を性の対象にしなければならないのか。

 

布団を敷いて部屋の電気を暗くした。彼女は今日抱かれる気でいたのだろう。相手がいつまで経っても手を出してこないものだから、待ちきれなくなりパスポート片手に夢の中へと飛んでいってしまった。

 

しばらくして嫁が帰ってきた。いろんな意味で安堵した。自分のいない間に何をしていたのかと訊かれた。いろいろ親孝行してもらったよと答えた。この役目を毎日果たすのは自分には務まらない。そう実感した。「いつもありがとうございます。そして、やっぱり今の俺の女はあの若い娘じゃなくてキミの方だぜ!」。

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