家族デーゲーム

親孝行の正体を探っていくブログです。

セックスレスとはひとつの流行り言葉に過ぎない

f:id:kotts:20160910215754j:plain

前回セックスレスについての記事を書きながら一つだけ気になったことがあった。それは、昔の人たちの夜の営み度合いはどうだったのか?ということ。現在のセックスレス率が全体の45%という数字に加え、現代人が昔の人たちよりもあきらかに回数が減ってることも問題なのだ、という話にまで派生しているのだとしたら。

 

現代人は忙しいとよく言うが、結局その時代に生きる人はみな忙しい。つまり昔の人も忙しかったに違いない。そこで思ったのは、我々庶民は実は無意識的にSEXというものを娯楽の一つと捉えている節があるのではないかということ。

昔は娯楽の数が現代より圧倒的に少ない。家族みんなでパチンコに行くのが休日のよくある過ごし方だったというのは有名な話。娯楽がないからとりあえず暇ができてもすることがない。そうなれば、男女が集ってやることは布団の中でチョメチョメ。ごく自然の流れではなかろうか。

現代人はどうか。数えきれない娯楽の中で、果たしてSEXが上位にあがってくるだろうか。スマホという最強のライバルは我々を1秒たりとも一人ぼっちにしない。「仕事で遅くなり時間が取れない、疲れていてそういう気にならない」。それは実際にそうなのかもしれない。ただ、好きな人と抱き合う以外の楽しみ方が私にはある。そういった考えが現代人に宿ってしまっていることは否定できないのではないか。

セックスレスがいいとか悪いとかは正直どうでもいい。誰と比べての「レス」やねん。そう感じなくもない。「セックスレスをどう思うか?」。そういう議論を展開すること自体、暇で暇でしようがない現代人が時間を潰すために考え出した娯楽の一つなのかもしれないと思ったりする。

 

www.kazokudaygame.net

 

© 2016 家族デーゲーム