家族デーゲーム

親孝行の正体を探っていくブログです。

子どもの成長によって変化する心境

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子どもと一緒に過ごすことにより、フワフワしていた自分の考えが徐々にまとまっていく最近。この子にだけはウソはつくまい。だってこの子はウソをついていないのだから。好きなモノには好きと言い嫌いなモノには嫌いと言おう。自分がこうだと思うのなら周りに何と思われようとそうである事実をハッキリ述べよう。そんなあたりまえのことを毎日感じる。

 

「人の親になったのだから清く正しく生きなければ」。そう考え出すのかと思っていた。ただ、正しいこととは何なのかを考えるほどに分からなくなっていき、そのような気持ちは段々と消えていった。好きなモノには好きと言い、嫌いなモノには嫌いと言う。ただそれだけの話。

 

自分は仕事というものに重きを置いていないことも分かってきた。いや、前から知っていた。それを公言してしまうと社会からハブられると思い、明らかにしてこなかっただけ。「人は仕事によって磨かれる」と巷の本は熱く訴えかけてくるが、その言葉を本当の意味で理解できていない。

 

自分はどこに対して、誰に対して、何に対して、「ほうら。俺ってこんなに頑張っているんですよ」と言いたかったのだろう。人は育った環境によって人格が決まる。仕事というものが優先順位に入らない人、人生というのがあっても不思議ではない。正直、仕事をしなくなったとしても遊び呆ける様な人生を自分が歩まないことだけは知っている。行きたい場所へ行き、やりたいことをやる中で単純に人間性を磨いていくのだと予想する。

 

まわりの目を気にしない人間は一番強い。我が子はまわりを気にすることなくいつも感情をむき出しにしてくる。それを単純に羨ましいと感じる自分がいる。この1年くらいは悔いを残すことのない時間を子どもと一緒に過ごせている。かわいい姿を見ていたい、そして多くを学ばせてもらいたい。そんな気持ちで暑苦しく接している。これからもどうぞよろしく。

 

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