家族デーゲーム

親孝行の正体を探っていくブログです。

子どもの名前をどう決めるか

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この1ヶ月、子どもの言葉の成長が目覚ましい。特にヒアリング力。こちらの言っていることのほとんどをきっと分かっている。

分からないにしても、こちらの表情や語尾をしっかりと受け止め、それらが何を意味しようとしているか必死で感じようとする姿に感動する。なんと親孝行な子どもか。

 

なるたけ一緒に過ごしたいと思いながらも、以前ほどそれは叶っていない。やることがたくさん控えていて、子どもとの時間を削る以外に時間を確保する手段が未だに整わない。子どもを寝かせたあとに自分のことをやる。そう考えていたが、添い寝する内にこちらも寝てしまうという多くの親が犯すミスを自分もやっていた。大人はいつだって疲れている。寝てしまうのはある意味あたりまえなのだが。

 

最近分かった。人生が上手くいっている人の勝因は、能力に長けていたことではなく適した環境を作れたこと。ただそれだけ。今の自分にとって適した環境とは何だろう。人生において時間を最優先する人たちに囲まれること。それに違いない。結果余計なモノは省かれ、子どもと過ごす時間が増えるような気もする。

 

毎日一回は子どもの名前をノートに書く。今の名前は嫁からの提案だった。聞かされたときすぐにOKした。俺たちの子らしい良い名前じゃないか。後日押入れを見ると、子どもの名前図鑑が4~5冊あった。俺は画数とかより音のリズムを重視していた。それに適ったとてもいい名前。おばあちゃんになった時、若干不釣り合いな気がしなくもないがまあいい。それは次の時代の人たちが決めること。

 

夕方のニュースで、生まれたばかりの赤ちゃんが登場するコーナーがある。ウチの子はその時間を何より楽しみにしている。コーナーが始まるずいぶん前からテレビの前に陣取り、今か今かと前のめりになって待っている。そして赤ちゃんが映るとものすごい笑顔で、かわいい~と言って喜ぶ。いやいや、おまえの方が何倍も可愛かったぞ。あのときの感動は写真を見るたびに思い出す。

 

この可愛らしさはもう長い時間続かないのだろうなと考えてふと寂しくなる。成長したらしたで次の可愛らしさがやって来るさ。友人はそう言う。それも分かる。こんなフワフワした気持ちを抱えながら多くの親は子どもの成長を見守っているのだろうか。とにかく、今からこれから人生を切り拓いていくだけである。

 

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