女性の笑顔は最強の武器である
憧れや羨みの類いは男より女の方が敏感である。女性ファッション誌の種類の多さなどは端的にそれを語っている。言い方は悪いが、読者とモデルの格差をうまく見せることにより、読者の購買意欲を掻き立てるのが発信者側の意図。
あなたたち庶民もこうなりたいでしょ。だったらここに載っている商品を買って少しでも私たちに近付きなさい。そんな上から目線を世の女性たちは素直に受け入れてしまっている。
その仕掛けられた憧れの対象にキレイとかカワイイを連呼するばかりで自分の魅力を振り返らないなんて、何と勿体ないことか。プラス、彼女らには重要な視点が欠けている。それは、メディアに映っているモデルやアイドルが最高のメイク陣と最強のスタイリスト陣によってその状態に仕上がっているということ。プロをもってしてあの程度なのだ。たいしたことなくねえ？。
まだ寝起きかもしれないからもう１度言う。そこにいるモデルやアイドルは、最高のメイク陣と最強のスタイリスト陣によってこねくり回されてもその程度なのだ。たいしたことなくねえ？。人間というのは他人と比較するのが好きな生きものだから、憧れたり羨んだりする気持ちは十分に理解する。ただそうは言っても、庶民とされてるあなたたちだって十分に素敵なんじゃないの。もっと自分を振り返ったらいいんじゃないの。そう思えてならないのである。
こんなことを公に言うのはとても恥ずかしいし、場合によっては変態扱いされるからここだけの話に留めているわけだけど、このことはいつか絶対に言わなければならないとずっと思ってきた。あたりまえのことをあたりまえに言って何が悪い。最後に、世の女性たちに向けこの言葉を贈って締めたいと思う。「女性の笑顔は最強の武器であり、戦わずして勝つ最良の手段である」。
