家族デーゲーム

親孝行の正体を探っていくブログです。

子どもの成長こそが親孝行

f:id:kotts:20161210005640j:plain

子どもが2歳6ヶ月になる。どこに出しても恥ずかしくない可愛さ、面白さを兼ね備えた子にすくすくと育っている。

子どもより先に起き、その寝顔を長い時間眺める日々。丸いほっぺたを触りたくなる。柔らかそうな口唇を触りたくなる。手を繋ぎたくなる。頭を匂いたくなる。巡り巡って抱きしめたくなる。

 

自分にとって家族というものの優先度はどうだろう。今は高い。でもこれからどうなるか分からない。家族の優先度が高い人生もアリだし高くない人生もアリだ。家族とはとてもいいものだと思う反面、絶対的なものではないというのが自分の立場。

 

家に帰り着き玄関を開けると、その音に反応した娘が奥の方から、パパ~と小走りで寄ってくる足音が聞こえる。玄関を上がりその角を右に曲がれば愛らしい子どもの姿が見える。そう思うと一刻も早くその角を曲がりたくなる。そうして、まだまだちゃんとは喋れないけれど、今日は何があったんだい?と根掘り葉掘り、アゴが外れるくらいまで聞き倒したいと願う。

 

娘が代わる代わる児童書を大きな声で朗読する。~しました、~しました。次から次に物語が展開しているような読み上げだが、彼女が言うほどの言葉数は決して本に書かれていない。いや、もしかするとあの子の目には大人に見えない文字が写っているのかもしれない。ああ、その透かし文字的なナニかが見えるような純粋な心を俺も取り戻したい。

 

以前より一緒に風呂に入る機会が増えた。柔らかすぎるその肌をいつもプニプニ触る。バストとウエストとヒップがすべてイコールというその肉体は何とも絶品。将来艶美になるであろうその両胸を寄せ、巨乳~などと言いながら見つめると、少し恥じらい笑って見せる。その姿がまた何ともたまらない。

 

子どもを寝かしつけながらこちらが先に寝ることも多々ある。子どもが生まれて睡眠時間に対する考えが変わった。たとえ時間が早かろうが、眠たいときに眠ればいい。0時に寝て6時に起きるのもいいし、20時に寝て2時に起きるのも全然いい。まとめて睡眠を取るのではなくブツギレで取るのも問題ない。というかそうやって柔軟に対応していかないと、日々の出来事はとてもさばききれない。小さい子どもを持つということはきっとそういうことなのだ。

 

あと数時間もすれば、寝顔を眺めるお楽しみの時間が待っている。明日の朝はどれだけ暑苦しく絡んでやろうか。寝ながらしゃぶり続けた右手の親指はどれだけ唾液臭くなっているだろうか。いい天気だといいな。一緒に公園など走り回れたらいいな。2歳と6ヶ月。慌ただしい日々はこれからも続いてゆくのである。

 

www.kazokudaygame.net

 

© 2016 家族デーゲーム