家族デーゲーム

親孝行の正体を探っていくブログです。

パパからママへの親孝行

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パパ会なるものを不定期開催で立ち上げた。

成長さかりの子どもを持つママたちに自分の時間を謳歌してもらおうという主旨で、それぞれのパパが子どもを連れて集まり数時間お茶をする。他のメンバーに話を聞いたところ、ママは主に美容室へ行ったりマッサージへ行ったり身体のメンテナンスにその時間を充てる傾向にあるようだ。

 

ウチの嫁はこの企画が立ち上がった時点で空いた時間に何をしようかと分かりやすいソワソワ感を見せた。第一回目が開催されるその前から、もう第二回目の開催日程を聞いてきた。つまりそれだけ楽しみにしているということらしかった。先日開催された第一回目の折は映画を観に行くのだと言い、パパ会の開始時間より相当前に町へ繰り出していった。おいおい。そりゃないぜ~セニョリータ。

 

会の途中、メンバーからイクメンの話が持ち上がった。「イクメン」という言葉は個人的に好きじゃない。何かしらブームを仕掛けようとするメディアの存在がチラつくから。街角の調査ではどうやら子どもへの愛情が大きいことがイクメンとイコールになっているらしい。でもそれはどうなのかな。愛情の種類は人それぞれ。愛情と言いながら実はエゴを注いでる親も少なくない。

 

仮にイクメンの定義が「子育てをする夫」という意味なら、逆にこの世にイクメンでない夫というものが存在しうるのかといった疑問が浮かぶ。たしかに自分たちの親世代は夫が積極的に子育てに参加する感じではなかったかもしれない。でもそれは時代の問題。当時を生きる大人たちは身も心も忙しかったはずで、心だけが忙しい現代とは意味が違う気がする。

 

子どもができてから、より子どもっぽくなっている自分に気付くことがある。いろんなことに疑問が湧き、多くのことが不自然に見える。別に反抗したいわけではないし奇をてらって異論を唱えたいわけでもない。ただ素朴にツッコミを入れたくなるのだ。このパパの会を通し、これからいろんな子どもを見ることになる。その都度、より子どもっぽくなっていく自分がいるかもしれない。

 

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